SERVICEサービス内容

就業規則作成・整備

新たに就業規則を作成したい場合や、古くなった規程を見直したい場合。
多くの企業を見てきた中で、自社の就業規則の内容を大まかにでも把握している経営者は非常に少ないのが実感するところです。就業規則は、企業で従業員が働く上で守って欲しいルールや思いを明示するものです。その折角のメッセージを明示する機会を雛形や他社の規程を写しただけの対応では、会社を守るためでもある規程が原因でトラブルを生じる事例も多く見受けられます。

企業の実態に応じた整備された規程を作成し周知することで、労使共に知っていれば避けられていたトラブルの防止を目指します。しっかりと打ち合せを重ねて納得のいく規程作りをご提案します。

弊所の考える就業規則は、「就業規則で労務トラブルを防止する」のではなく「就業規則の不備や誤解から発生してしまう労務トラブルを無くす」ことを主眼としております。
就業規則は魔法の冊子ではありません。規則に規定すれば自動的に従業員の行動が変わり、不都合な行為が無くなる訳でもありません。むしろ巧妙な悪質さを持った問題を新たに生むことにも繋がりかねません。

大切なのは、日頃の細やかで丁寧な労務管理の積み重ねと考えております。日常の労務管理や適切なコミュニケーションが取れている職場では、就業規則の内容に関係無く労使トラブルとは無縁の企業が多く見受けられます。
弊所の就業規則は、就業規則の内容に従いながら仕事をするような就業規則ではなく、日常の業務の中で、ふと勤務時間や給与の内容など、働くうえでのルールに疑問を覚えたときに確認して解決出来るような会社の実態に合わせた規則作りをお手伝いしております。

また、労働基準監督署の調査等の指導により、就業規則の作成に迫られているような場合であって、作り込む時間が無いような場合にも対応可能な規則もご用意しておりますのでご参考下さい。

古の教えより
論語(為政篇第二 3 )

子曰く、之を導くに政を以ってし、之を斉えるに刑を以ってすれば、民免れて恥なし。これを導くに徳を以ってし、これを斉えるに礼を以ってすれば、恥有りて且つ格し

現代語訳

孔子先生はおっしゃいました。「法令によって民を導き、刑罰によって民を統制しようとすると、民は法令や刑罰の裏をくぐることばかりを考えて悪事を恥じる心を持たなくなるでしょう。
しかし、道徳によって民を導き、礼儀によって民を統制すれば、民には悪事を恥じる心が育ち、正しい道を踏み行うようになるでしょう」と。

主な業務の流れ
  • 就業規則の作成・見直しの経緯の確認

  • 1規程あたり2~5回程度の打ち合せ

  • 労働者代表の選出と意見書の作成

    昨今、労働者代表の選出手続きについて厳しくなっております。正しい手続を踏まずに作成された意見書では、せっかく作成した就業規則自体が無効となる恐れもあるのでご注意下さい。

  • 労働基準監督署への提出

  • 納品(PDFデータとワードデータ)